14.香りの精神と感情のサポート

人間も自然の一部として地球上に存在していた頃と違い、現在の私たちの環境は感情的にとても混乱せざるおえない社会にいます。

そしてその精神的に問題のある健康状態の蓄積は、体にも大きな影響を与えています。


多くの病気は赤ちゃんや幼少期の頃の感情的な問題によって引き起こされている可能性も提唱されています。

それは、感情的な問題が、主要の臓器や身体の構造の分子「メモリ」に相当する物を作成するプロセスに影響を与えて、遺伝的構造が損なわれる可能性があるということです。


記憶やトラウマが脳に埋め込まれているという考え方は昔からあるのですが、これらの記憶が体全体に広がる可能性があると現在の科学者たちも言っています。

手に負えない感情に抑制されるトラウマは、脳だけでなく身体にも潜み、人体の器官系の全てが記憶を持っているとも言われています。


【香りと繋がる記憶の癒し】

感情の神経基盤を研究していた科学者は、脳の大脳辺縁系が恐怖や外傷を伴う強烈な経験を記憶する経路に重要な役割を持っている事や、その大脳辺縁系の中でも、嗅覚神経の近くに位置する『海馬』と『扁桃体』は、特に感情の処理に大きな役割を果たしている事を発見しました。

1989年には、扁桃体が大きく関与する感情的なトラウマを蓄積したり放出するのに『香り』が影響を与える事が認められ、ニューヨーク医科大学のジョセフ・ルドゥー医師は、感情的な束縛や隠された抑制の感情や記憶を解放するのに『アロマ』の使用が大きく役立つ事を示しました。

身体のシステム能力、特に免疫系の機能の働きは、恐怖やトラウマなどのストレスで制限されてしまい、原因不明の痛みや病気、うつなどの心理的な障害にもつながる事があります。

エッセンシャルオイル中の生化学物質の多くは、内脳内の血中酸素レベルを増加させることがわかっています。(特にセスキテルペンはBBB(血液脳関門)を酸素を巻き込みながら通り抜ける事ができます)

過去の感情的なトラウマによる原因不明の身体的な問題を解決するために、時間をかけて定期的にエッセンシャルオイルの香りを使用した結果、多くの場合に有効である事が証明されており、これは、香りと酸素の両方の刺激が扁桃体に影響を与え、潜在意識や身体に潜む感情のブロックの解放をサポートしたと考えられています。


【香りとリラックス】

不安のスパイラルに巻き込まれないために、感情的なブロックを乗り越えるためのもう一つの方法は『リラックス』です。

不安な感情は、転写酵素を活性化させる酸性条件を作成し、DNAに傷を付けてしまいます。そして、その感情は、その瞬間から私たちの生活の中で行動を制限する支配的要因となるのです。

心を落ち着かせ、交感神経と副交感神経の神経システムに鎮静作用があるアルデヒトやエステルなどの物質を含むエッセンシャルオイルには、ラベンダー、ルタ、フランキンセンスなどがあります。

これらのエッセンシャルオイルの香りでリラックスすることは、見えない心の傷までも癒す事に繋がっており、リラックスと集中力を伴うエッセンシャルオイルの香りの使用を続けて行く事は、穏やかにそして徐々に、感情的なブロックの解放を促していきます

ヤングリヴィングには、感情的なパターンを解放するサポートをするために作られたブレンドアロマがたくさんあります。

不安な感情や否定的な感情を手放し、肯定的な感情やイメージで再プログラミングする事の手助けになれるように作られています。

また、高い波動を持つ純粋なエッセンシャルオイルは、同じく高い波動をもつポジティブな事や感情だけでなく、モノ、時間、人までも引寄せてくれる有り難いあなたのサポーターアイテムの一つとなる事でしょう♥︎

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